irodori

さて，本題へ．最近，そこらのパソコンにもマルチコアCPUが普通に積まれています

「アムダールの法則」というのは，そんな世界でよく使われる法則です（一部のいわんとすることをを理解するだけなら難しくない法則です）．

例えば，絵のように黄色と橙色の二つの作業があったとします．このとき，橙色を二人で分担して半分の時間でできたとしても全体で観ると 50 しか速くなりません．仮に橙色が０になったとしても黄色がそのままなら100未満にはならないわけです．

実はこれ，人間がチームとして動く場合にも同じことが言えてしまいます．人が増えれば打ち合わせや指示待ちの時間がどうしても出てきます．

「作業の短時間化」とひとえにいっても，「作業そのものを短くする」のと「作業を分業する」という二つのアプローチがあります．「分業する」ためには各自がスキルを身につけるしかないのですが，プログラム担当としては，今後，仕事の受け渡しの部分をスムーズにできるように配慮していきたいなぁと思っています．

指示依頼や結果の伝達，作業状態をわかりやすく，手間無く共有していけるように考えていきたい所存です．あらゆる部分で，じゃあ，次よろしく！ぐらいで受け渡していけるようにしていきたいですね．そこが１分でも減れば，確実に全体で一時間，二時間の短縮につながるのですから．作業そのものを短くするのは難しくても，作業環境の改善はできます．

このへんの話は，眼鏡では構想の段階から紆余曲折あり？で，たつきらの中ではよくよく考えられているのでは無いかと，最近，より強く思うようになってきています．